
ナンバーの向こうに見える物語
- 就労継続支援B型事業所 ピースフル群馬

- 7月23日
- 読了時間: 3分
群馬県甘楽郡下仁田町にある就労継続支援B型事業所「ピースフル群馬」では、障がいのある方が自分らしく働ける環境づくりを目指しています。【安中・富岡・甘楽まで送迎しています】
私たちは、国産の食材を使った手作りのお弁当・お惣菜の製造販売を通じて、地域に安心と笑顔をお届けしています。
【お弁当の売り上げは利用者さんの工賃になっています】
このブログでは、日々の活動の様子や、新メニュー、イベント情報、利用者さんの声などをお届けしてまいります。
今日はMさんの車に乗っている時のちょっとした遊び心のお裾分け。
どうぞー♪
——
「おっ、3156!サイコロか。運まかせの旅かな?」
信号待ちでふと目に入った対向車のナンバー。ついつい、語呂合わせで妄想してしまう。運転中のクセというか、もはや職業病のようなもの。職業は全然関係ないんだけど。
4989(四苦八苦)を見かけたとき、なんだか「お疲れさまです…」と心の中でねぎらいたくなった。渋滞にはまってる姿なんて見た日には、「それでも前へ進むあなたが好き」なんて応援したくなっちゃう。
1126は王道の「いい風呂」。これを見ると、なぜか温泉に行きたくなる。車内でうっすら硫黄の香りが漂ってくる…気がするだけ。妄想は自由だ。
先日は、9981(九九八十一)に出会った。これはもう知性派。助手席には分厚い数学の本が置いてありそうだし、渋滞中も車内でひそかに微分積分の問題を解いているかもしれない。いや、してないか。
7777とか8888とか、縁起のよさそうなエンジェルナンバーも多いけど、僕はむしろ語呂でくすっと笑える系が好き。
たとえば今までに見たことのある中では
• 8739(花咲く)→ドライブ中に菜の花畑の横を通りたい。
• 5648(殺し屋)→ちょっと怖いけど、きっと冗談のセンスがある人。
• 104(天使)→なんてピュアなナンバー。後ろ姿に羽が見えた…気がする。
• 2525(ニコニコ)→これはもう、間違いなく優しい人。
• 810(ハート)→恋人とドライブデート中だったらステキすぎる。
でも、最も印象的だったのは「8931」。やや不穏な雰囲気を想像しながら追い越したら…運転していたのはおばあちゃん。毛糸の帽子に笑顔がやさしい、完全に「8931(やくざいし)」だった。薬剤師だったんだね…思い込みってこわい。
そんな風に、私は今日もナンバーに物語を重ねている。助手席の人に「またやってる…」とあきれられても構わない。数字に言葉を見つけるのは、日常をちょっと楽しくする魔法なのだ。小さな幸せの積み重ね。
ただひとつ注意すべきは、あまりにも語呂合わせに夢中になりすぎると、前の車にぶつかるということ。
安全運転第一、語呂合わせは二の次。だけど、数字の遊び心を忘れずにいたい。
——
ピースフル群馬では、見学・体験・ご相談も随時受け付けております。
就労支援B型事業所をお探しの方、ご家族や支援者の方、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、ピースフル群馬の手作り弁当やお惣菜は、地元下仁田町の道の駅でもご購入いただけます。
ブログの更新を通じて、私たちの取り組みが少しでも伝われば嬉しいです。
写真はMさんちのねこちゃん









コメント